iDeCo(イデコ)申請にかかる時間って?|証券口座開設から申請完了までの流れ

iDeCo(イデコ)申請にかかる時間って?|証券口座開設から申請完了までの流れ

2019年は「年金だけでは老後の生活資金が2千万円不足」という金融庁の試算が話題になりました。その不足分を補う役割を担う個人型年金iDeCo(イデコ)。この記事では自分の体験をもとに、証券口座の開設から申請完了までの流れをまとめました。選んだ証券会社、ファンドとその理由についても記載しています。これから始める方の参考になれば幸いです。

 

先に結論です。ただしこれは楽天証券の場合、そして2019年の場合です。

  • 証券口座開設・設定完了にはおよそ2週間
  • iDeCo(イデコ)申請完了にはおよそ2か月弱

 

以下で詳しい流れを記載します。

証券口座開設からiDeCo(イデコ)申請完了までの流れ

私は2019年の5月に楽天証券の口座開設とiDeCo(イデコ)の申込を同じタイミングで行いました。以下は、申し込みから楽天証券口座開設完了、iDeCo(イデコ)手続き完了までの流れとなります。結論から言うと、5月8日に申請し7月19日に完了したので、およそ2か月近くかかりました。

    2019年5月8日

  • 楽天証券に口座の開設を依頼(本人確認書類をウェブ上で送付)
  • 同時にiDeCo(イデコ)の申込みを実施
  • 当日iDeCo(イデコ)書類の発送の案内がメールで届く
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    1日後(2019年5月9日)

  • 総合取引口座開設に伴う本人確認書類受領の案内が届く
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    5日後(2019年5月13日)

  • 楽天証券の総合取引口座開設完了のお知らせ
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    14日後(2019年5月22日)

  • 楽天証券の総合取引口座の初期設定が完了
  • マネーブリッジ(※)の設定完了
  • マイナンバーの登録完了
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    20日後(2019年5月28日)

  • iDeCo(イデコ)書類が到着。諸々記載し郵送
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    28日後(2019年6月4日)

  • iDeCo(イデコ)の申込書類受領のメールが届く
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    69日後(2019年7月15日)

  • iDeCo(イデコ):口座解説通知書が届く
  • ログインはまだできなかった。更新のタイミングがあるらしい
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    73日後(2019年7月19日)

  • 確定拠出年金の加入手続きが完了の案内。
  • ログイン可能になった


ざっとこんな感じでした。

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経過状況

年が明けた2020年、iDeCo(イデコ)の事務局から2019年の運用結果状況が届きました。後日詳細は記載します。

iDeCoの口座として楽天証券を選んだ理由

私はiDeCoの口座に楽天証券を選択しました。その理由のひとつに、世界分散投資の実現と手数料無料の「楽天・バンガード・ファンド」の「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を選べるという点がありました。

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楽天・バンガード・ファンドとは

楽天・バンガード・ファンドとは、 2017年に楽天投信投資顧問株式会社とバンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社によって立ち上げられたインデックス・ファンド・シリーズです。

バンガード・インベストメンツ・ジャパンは、アメリカに本社を持つ世界最大規模の資産運用会社サ・バンガード・グループの日本法人。世界初のインデックス型投資信託を個人投資家に提供したことでも有名です。彼らが掲げるミッションは「徹底した低コスト、明確な手数料、顧客への利益還元」です。素晴らしいですね。

つまり、iDeCoの大きな選択肢でもある「インデックス・ファンド」の創始者ということです。彼らの仕組みを利用したかったので、楽天証券、楽天・バンガード・ファンドを選びました。

インデックス・ファンドは、世界の市場全体にかけることでリスクを最小化し、長期的な視点で利益を生む点が特徴です。この点においても楽天・バンガード・ファンドが提供する「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」は国内で最も世界分散を実現できているため、自分にとっては最も合理的な選択肢でした。

下記書籍はこうした選択に至るまでの知識を得るために大変参考になりました。

そもそもiDeCo(イデコ)って?

iDeCo(イデコ)とは日本で新たに始まった個人型確定拠出年金。国が運用する公的年金ではなく、個人が任意で加入できる年金です。職業(自営業、公務員、会社員、専業主婦)や企業年金の有無によって、年間の積立可能額の上限が変わります。会社員の場合、2.3万円/月が上限です。

2019年には「老後に2000万円足りない」といった切り口のニュースが話題になりましたが、iDeCoはその不足分を補う仕組みとして期待もされていますね。

iDeCo(イデコ)の特徴・メリット

iDeCo(イデコ)には、大きく分けて3つの特徴・メリットがあります。

iDeCoは非課税

年々の運用利回りにかかる20.315%の税金が非課税になります。例えば、ある年に5%の利回りが出た場合、元本が100万円のときの利回りは5万円となります。このときの課税額は約1万円(50000*20.315%)ですが、iDeCoはこの額が徴収されずに済むというわけです。

iDeCoは60歳になるまで引き出せない

iDeCoは引き出しのタイミングが60歳に定められています。60歳以降になると、月々の年金として受け取るか、まとめて一時金として受け取るかのどちらかが選べます。

iDeCoは積立額が全て控除所得の対象に

iDeCoはその年の積立金の全額が所得控除の対象になります。たとえば月1.2万円の定額積み立てをidecoでやった場合、年14万4000円の積み立て分は所得税の課税対象にはならないということです。この額を差し引いた額が所得税や住民税の対象になります。

したがって所得が多い人ほど節税効果は大きくなります。公式サイトなどでもミュレーションができますね。自分の場合は年間8.2万円、60歳までで200万円近い節税につながります。

注意点として、この所得控除を受けるためには、年末調整の対応が必要になる点があります。手続きの後に節税分が戻ってきますのでご注意ください。

インデックス・ファンドとは

インデックス投信(インデックス・ファンド)とは、投資のプロにお金を託して投資業務を代行してもらう投資信託です。その特徴は、市場に出ている全ての株をまんべんなく買い、長期的に高い利回りを確保するというもの。これはファイナンス理論(現代ポートフォリオ理論)に基づいた標準的な考え方がベースになっています。

市場に存在する全株銘柄を市場と同じ比率で購入するインデックス投信は、市場全体の縮小コピーともいえます。だれが運用しても同じ結果になる運用になるわけです。

市場の中で最も小さなリスクだけを取りつつ、そのリスクの範囲内では最も大きな利回りを確保できるというのがメリットとなります。

ちなみにインデックスとは「市場全体の平均」という意味ですね。

インデックス・ファンドは、先に述べたバンガード社のジョン・ボーグルによって1975年に誕生しました。当時はこの考え方は嘲笑の対象でしたが、現在バンガード社は投資信託評価会社のモーニングスター社から最高ランクのゴールドレーティングを与えられています。

まとめ

自分の体験をもとに、証券口座の開設から申請完了までの流れをまとめてみました。

  • 証券口座開設・設定完了にはおよそ2週間
  • iDeCo(イデコ)申請完了にはおよそ2か月弱

証券会社は、インデックス・ファンドの先駆けバンガード社の「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を選ぶために、楽天証券にしました。

インデックス・ファンドは、長期投資が前提、選んだ後は何もしないのが特徴ですが、何かアップデートがあれば追記したいと思います。