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こんにちは。筆者が副業的にDTMで作って配信している音楽の2022年1月の実績報告です。2022年の1月は月間で過去最高の8,100再生達成、Spotifyは累計で6万再生を超えました。この記事ではその詳細や要因について書いています。音楽制作・DTMを始めたばかりの方、始めることをご検討中の方に何か気づきがあれば嬉しいです。
最新の活動報告は以下にまとめています。
Contents
音楽制作・DTMによるサブスク配信の収益
2022年1月実績
- 再生回数:8144回(前月比+4,467回)
- 収益:4,993円(前月比+3,193円)
- 1再生当たりの単価:0.61円(前月比 +0.18円)
2022年12月に配信を開始したアルバムの再生数分がググっと増えて、単月で過去最高の再生数になり、収益も増加しました。単価も上がり、効率よく稼げるようになっています。
再生数が増えた要因
Spotify
再生回数の増加の大きな要因はSpotifyとApple Musicです。Spotifyは、プレイリストに選ばれ続けている既存曲に加え、アルバム分の再生も増えました。上記グラフはこの記事作成時点から28日間になりますが、1月もこのような値で推移していました。
Apple Music
Apple Musicは、なぜか新しく配信をしたアルバムが今までよりも多く再生されたため増えました。Apple Musicは分析機能が充実しているとは言い難いので「なぜ?」という疑問の先にある要因が詳しくわからないのですよね。ただ、コツコツと積み重ねた結果が出ているということは確かだと思います。
再生数単価が上がった要因
Apple Musicの再生数の割合が前月比よりも増えたため、単価が上がりました。Spotifyの再生単価が0.3円なのにくらべ、Apple Musicの再生単価は0.85円と倍以上です。Apple Musicでの再生を増やせれば良いのですが、こちらの都合よくプラットフォームごとの再生数のコントロールは難しそうです。ちなみにYouTube Musicは0.96円と最も高い単価ですが、再生数はわずか500程度。なかなかうまくいかないものですね。
今度の課題
以前(リンク)も記載した通り、自分でコントロールすることが難しいのが音楽配信だと思います。Spotifyなどのプラットフォームで音楽を配信するだけではなく、サウンドクラウドやYouTube、SNSなどで日々自分の音楽を発表し続けて、強くエンゲージしてくれるリスナーや、情報発信を行い続けてプレイリスターの目・耳に留まる機会を地道に増やすしか、確実な道はないのではないかと思います。
現状がどのようであれ、著者のような副業的に音楽配信を行う立場の人が、たった一人ですべて賄っているのにも関わらず、クオリファイドされたプレイリストに長い期間掲載され続け、定期的に不特定多数の人の耳に届くチャンスが与えられている現在はとてもありがたい時代だと思います。ひと昔前なら考えられません。
高単価での再生を支えてくれた音楽制作・DTMの宅録機材
現在の音楽制作に用いている機材を紹介します。
ノートパソコン:マウスコンピューター DAIV
マウスコンピューター DAIV 4Pの詳細はこちら >>
マウスコンピューターがDTM制作(音楽制作)用にお勧めするPCの一覧はこちら >>
2019年に購入したマウスコンピューターのDAIVのノートパソコン版 を引き続き使用しています。購入した決め手は安価でMacBook Pro並みの性能である点。DTMをやるには充分なほどに優れています。利用開始から3年経過しましたが、全く問題なく稼働しています。ソフトシンセなどのプラグインを大量に稼働させるとどうしても動作は重くはなりますが、それは大半のノートパソコンにおいて同様のはず。後述するDAWのStudio One の工夫を行うことで負荷の軽減も可能ですので、問題ないはずです。
最新のDAIVのスペックは以下です。筆者の所有しているバージョンよりも優れてますね。
なお、マウスコンピューターのDAIVの最新モデルはさらにアップグレードしています。
主な仕様
- OS:Windows 11 64ビット
- モニター:14型 液晶パネル (ノングレア / Dolby Vision対応)
- ストレージ:M.2 SSD 512GB (NVMe)(※)
- メモリ:16GB(※)
- CPU:インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー(12コア)
※ストレージやメモリは増設などのカスタマイズが可能です。
マウスコンピューターのDAIVの詳細は下記に記載しています。
ヘッドホン:オーディオテクニカ ATH-M50x
音源制作時に用いているヘッドホンのひとつが、オーディオテクニカ ATH-M50x。これも長く愛用しています。たまにマイクを用いた録音をするのですが、こうした密閉型・クローズ型ヘッドホンだと、ヘッドホンからのモニター音の音漏れの心配がなく、安心して録音作業が行えます。
beyerdynamic DT 990 PRO
もう一つのヘッドホンが、beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)社のDT990 PRO。開放型・オープン型ヘッドホンは、音がより自然に聞こえ、音の空間を大きくとらえる事が出来るのが特徴ですね。ミキシングやマスタリング時に使っています。
ヘッドホンの選び方は以下記事をご覧ください!
オーディオインターフェイス:ベリンガー UMC202HD
DTMで使用しているオーディオインターフェイスは、ベリンガーのUMC202HD。1万円程度で買える優れたコスパで、アメリカのアマゾンではなんと圧巻の13,000件以上のレビューが(そしてほぼ高評価)!もはやオーディオインターフェースの定番製品といえるのではないでしょうか。
主な特徴
- ノイズ処理のレベルが過去調査した中で最高
- デジタルとアナログ変換(DAC)品質は、世紀の掘り出し物レベル
- この価格でこれ以上の質のものを探すのは不可能
海外のレビューを調査した結果、以下用途で使われるケースが多い印象でした。
- 楽器や声を録音したい
- 安価でDTMに最低限必要な機能が欲しい
- 高音質で録音したい
ベリンガーのUMC202HDの素晴らしいスペックは下記に詳しく記しています。
ベリンガーも含め、複数の優れたオーディオインターフェイスを下記で詳しく比較・紹介しています。
スピーカー:IK Multimedia iLoud Micro Monitor コンパクト・リファレンス・モニター
モニタリング用のスピーカーには、K Multimedia iLoud Micro Monitorを使用しています。専用スタジオではなく、自宅で作業するのであれば、これがベストの選択肢ではないかと思います。むしろこのコンパクトさでここまで優れたモニタースピーカーが登場する時代になったことに驚きですね。
DAW:Studio One プロフェッショナル
音楽制作・DTMに使用しているDAWソフトはStudio One プロフェッショナルです。軽くて使いやすい。ラップトップ、ノートパソコンで作業するならStudio Oneはベストな選択肢といえるのではないでしょうか。最新バージョンではアレンジ機能やエンベロープも好評ですし、Melodyneの最新版との連携は録音をする方にとっては作業を格段に効率化してくれますよ。
良い点
- 動作がとても軽い
- 基本的な操作がドラッグ&ドロップで終わる
- アレンジ機能、コード解析、Melodyne連携など魅力の独自機能も満載
STUDIO ONEの素晴らしさは以下記事でも詳しく書いています。
DAW:iZotope Ozone 9
マスタリングで用いているのは、iZotope Ozoneです。AIがジャンルごとに最適な形に仕上げてくれたり、実際の音源を参照して仕上げてくれたりと、自宅DTMerの強い味方。ストリーミング配信には欠かせないラウドネス設定もしてくれるので、配信サービス側で調整が入らないようなバランスで仕上げられる点も魅力ですね。
良い点
- AIによる最適なミキシング・マスタリング機能
- ストリーミング配信向けのマスタリング設定がある
- 直感的な操作でイコライジングや空間処理が行える
まとめ
2022年1月の音楽サブスク配信の結果をまとめてみました。プレイリストに選出されている既存曲に加え、久しぶりに配信したアルバムの再生数も重なり、単月で過去最高の配信数、収益となりました。マイペースに続けていますが、着実にゆっくりとでもリスナーが増えていくのは嬉しいですね。
本ブログは、制作工程や配信実績にフォーカスしているため、自身の音楽については言及したりリンクを貼ることは行わない方針を取っています。そういった趣旨でこのブログに訪問された方と自分の楽曲の好みそのものはまったく別なので、無理につなげることはしないように心がけています。