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『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は、日本語文を瞬時に英文に変換できる・文法を使えるようにすることに特化した教材です。この記事では、ブログ著者の海外生活での実体験も踏まえ、その詳細や効果を紹介しています。これから英語・英会話を勉強する方のお役に立てば嬉しいです。
Contents
- 瞬間英作文ってよく聞くけど、本当に効果があるの?
この記事はこういった疑問に答えます。
このブログの著者と英語・英会話について
わたしは海外滞在時に瞬間英作文に出会いました。その経緯や勉強した結果をまとめると、下記のような感じです。
- フィリピン英会話留学を2か月弱、続けてオーストラリアへのワーキングホリデーを1年経験
- フィリピン留学前に文法を全く復習せず、効率的な留学に失敗
- その後のオーストラリア滞在時には英語しか使えない環境に住むことになった
- 住人との意思疎通、会話表現を増やすために『瞬間英作文』で日々勉強
- 結果、英語できちんとコミュニケーションがとれるようになり、TOEICも800点獲得
下記がわたしの体験に基づく結論です。
『瞬間英作文トレーニング』は、以下のような英語・英会話初心者の方々に向いていると感じます。
- 英会話をはじめるきっかけが欲しい人
- 効率的に英会話の勉強をしたい人
- 文法が苦手で復習したい人(TOEIC対策にもなる)
『瞬間英作文トレーニング』は英会話をはじめるきっかけになる
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は、本書に掲載された日本語の例文を英語に言い直す という勉強法です。
例文は、S+V+Cのような簡単なものから始まり、徐々に複雑な文法を用いたものが出題されます。
具体例
下記は実際の例文です。
-
趣味が車を運転することであるその女性は、よく海に車で行く
構成される単語自体はどれも単純ですよね。でもこれを瞬時に英文に置き換えて口に出すのって、実は慣れていないとなかなか大変なんです。
ちなみに正解はこちら
-
The woman, whose hobby is driving, often drives to the beach.
とても簡単な単語だけで構成されていますが、案外即座に口に出すのは難しいはず。
この「意味はわかってるのに喋れない」状態から脱却する第一歩として『瞬間英作文トレーニング』は最適です。
こうした簡単な単語で構成された例題は、単語を変えれば、日常会話で使えたりもします。
つまり『瞬間英作文トレーニング』は英会話レッスンを始めるきっかけにもなるはずです。
ちなみに、上記は関係代名詞の所有格の例題でした。
『瞬間英作文トレーニング』には、もっと短く単純な構造の文章も用意されているので、そこから始めて、徐々に複雑な構造の文章にチャレンジしていきます。
毎日繰り返し練習すると、脳内イメージと英文が結びつく
簡単な文章でも、案外最初はパッと口をついで出てきません。ですが、毎日ちょっとの時間でもトレーニングを繰り返せば、徐々に英文が脳裏に焼きついていきます。
そして覚えたセンテンスをどんどん増やせば、言いたいことを瞬時に伝えられる状態、つまり英語での会話ができるようになります。
日本語の文章が頭の中でイメージ化していき、次第にイメージと英文が繋がっていきます。これが本当に気持ちよかったです。
瞬間英作文は英語脳にならないという批判について
瞬間英作文について調べると、賛否両論があります。特に「日本語で考え英語にする」という勉強法では、英語脳にならないという批判をよく目にします。
ですが、私の場合は、結果的に英語脳になった気がします。
下記のような流れです。
- 日本語例文を見る:屋根が緑色のあの家を見てください
- 頭の中でその状況をイメージ化
- 英訳を覚える:look at the house with the green loof.
- 覚える練習を繰り返す
- 頭の中で次第に②と③が勝手に繋がる
- 日本語からの変換する意識が薄れていく
このように、毎日トレーニングを続けていると、日本語の文章によって脳内に現れたイメージが、次第に英訳と繋がっていきました。
これって英語脳ではないしょうか。
『瞬間英作文トレーニング』は効率的に英会話の勉強ができる
上記の脳内イメージと英文が結びついたことに加え、並行して下記のようになりました。
- 瞬時に英語で口に出せるセンテンスが増える
- 口がセンテンスの文法形式を覚える
- 徐々に日常でも、頭で日本語に変換せずに、目の前の状況に応じて瞬時に英語で話せるようになる
実際、わたしが海外生活をしているとき、日常生活で『瞬間英作文』で覚えた「文章の型」をそのまま使えるシーンに何度も出くわしました。
もちろん、例文がそのまま使えるわけでは当然ありません。ですが、主語を「わたし」に変えるだけで使えるケースもあり、汎用性が高かったです。
特に、状況説明をするときに役立ちました。具体的には「過去の出来事や、第三者について説明するとき」です。
『瞬間英作文トレーニング』は効率的な文法の復習に使える
中学・高校で学んだ文法をすっかり忘れた方にとって『瞬間英作文トレーニング』は復習にも最適です。
なぜなら、本書は文法ごとに章立てされており、「各章の例題を覚えること」=「文法を使えるようになること」という構成だからです。
『瞬間英作文トレーニング』は、座学として学んだ文法を意識せず、自然に口で言いながら文法を身に付けられます。
「”原型不定詞”とは…」という日本語の説明をすっ飛ばして、口で言いながら覚えられます。
わたしが海外滞在していた際は、『瞬間英作文』の例文は、単語を変えれば日常で使える場合も多かったため、それが勉強の報酬としても機能しました。
TOEIC対策にも役立った
オーストラリア滞在時、余った期間でTOEICのリスニング・リーディングのテストを受けてみました。その勉強の際も『瞬間英作文』で学んだ文法は役立ちました。
とはいえ、TOEICの結果は800点でした。TOEICは専用の対策が必要です。もし時間に余裕があるのなら、文法はきっちりTOEIC専用の勉強をしたほうがよいはずです。
海外滞在体験記|瞬間英作文を続けられた理由
ここからは、わたしのより具体的な実体験を下記ながら、『瞬間英作文』をお勧めする理由、そして続けられた理由を書きます。
お勧めする理由・続けられた理由は主に下記2点です。
- 英語しか使えない生活で最も役に立つ教材だった
- ゲーム感覚で楽しく学習できた
瞬間英作文は、英語しか使えない生活で最も役に立つ教材だった
わたしは、数年前にオーストラリアに1年間滞在していました。オージー、スイス人、私の3人だけで共同生活することになり、英語を話さなくてはならない必要に迫られました。
英会話スキルを高めないとまともな生活ができない状況で、色々なアプリや勉強法を調べて試す中、最も役立ったのが『瞬間英作文トレーニング』でした。
その理由は今まで説明した通りです。
少し大げさかもしれませんが、直前に行ったフィリピン留学よりも役立ったのではないかと思います。
瞬間英作文はとにかく楽しく学習できた
『瞬間英作文トレーニング』での学習は楽しかったです。これがお勧めしたい一番の理由かもしれません。
簡単な文法のレベルから徐々に難易度を上げてクリアしていくこと、コツを掴めばサクサク進められるようになること、
この感覚がまるでゲームのように感じられたため、苦も無く続けられました。
そして、そのゲームを毎日続けると、条件反射的に覚えたセンテンスが、日常で口を次いで出るようになりました。こんな最高な報酬があったことが、飽きずに続けられた何よりの最大の理由でした。
日本語の文章構造から、無意識レベルで開放されたときの気持ちは今でも覚えています。日々の学習のモチベーションが損なわれることはありませんでした。
もちろん、帰国後など長い間放置すれば忘れてしまいます。でも1回通して試してみると、またすぐに思い出せます。文字通り「脳裏に焼き付いている」のかもしれません。
『瞬間英作文トレーニング』の学習方法
ここでは具体的な学習方法を記載します。著者は、本書の「効果的な学習方法」に則って、主に以下のようなステップでトレーニングを行いました。
- 「日本の文章」を見て、口頭で「英文」に訳す。わからなかったものも口に出して音で覚える
- 覚えられない「英文」を目と耳を使って口に覚えさせる
- 複数の文章を「日本語訳→(シンキングタイム)→英訳」をセットで聴く。シンキングタイムで英訳がパッと出るようになるまで続ける
学習時間
以下を3か月毎日続けました。
日々の時間割
- ①+②:毎日30分程度
- ③:週5日、1日1時間
①と②は、家で30分程度行いました。③は通勤時の電車の中で週5日間、1時間聴きながら学びました。これを3ヶ月は続けたと思います。
私の場合は、発音やリスニングはフィリピン留学である程度行ったので、①と③にフォーカスしてトレーニングを行いました。
学習の実践:日常会話で常にアウトプットした
『瞬間英作文』で覚えたセンテンスは、日常会話で率先して使いました。覚えたセンテンスを使って、会話がきちんと成立したときの達成感は、何ものにも変えられませんでした。
会話が成立すること。それが『瞬間英作文トレーニング』の学習した何よりのごほうびでした。
日本でもSkype英会話でアウトプットが可能
日本にいても、skype英会話レッスンなど、日常的に英会話を行える機会はたくさんあります。それらのサービスで、日常会話のレッスンを希望し、上記を実践できるはずです。
私も帰国後してから英会話スキルをキープすべく、DMM英会話などを定期的に利用しています。一日あたり200円程度で25分話せるのも良心的だし、1ヶ月単位で辞められるので、必要なときに使っています。
先生の質も良いし、こういったサービスが留学当時にあったら、事前に思いっきり活用して、お金をかなり節約できただろうな・・・と思います笑
「英会話留学」と『瞬間英作文トレーニング』との違い
私はフィリピンに「英会話留学」をした後に『瞬間英作文トレーニング』を使い始めました。この2つで得られたものの違いは主に以下のとおりです。
- 英会話留学:「リスニング力」と「発音力」
- 瞬間英作文トレーニング:「文法を踏まえた会話力・リスニング力」
英会話留学って、単語や文法を教わる場所ではないのですよね。
そして、先に文法の復讐や語彙を増やしておけば、英会話の時間はとても有効的に使えます。
まとめ
わたしは海外滞在時に瞬間英作文に出会いました。
- フィリピン英会話留学を2か月弱、続けてオーストラリアへのワーキングホリデーを1年経験
- フィリピン留学前に文法を全く復習せず、効率的な留学に失敗
- その後のオーストラリア滞在時には英語しか使えない環境に住むことになった
- 住人との意思疎通、会話表現を増やすために『瞬間英作文』で日々勉強
- 結果、英語できちんとコミュニケーションがとれるようになり、TOEICも800点獲得
そして、下記がわたしの体験に基づく結論です。
『瞬間英作文トレーニング』は、以下のような英語・英会話初心者の方々に向いていると感じます。
- 英会話をはじめるきっかけが欲しい人
- 効率的に英会話の勉強をしたい人
- 文法が苦手で復習したい人(TOEIC対策にもなる)
『瞬間英作文トレーニング』で得られない効果は「単語の量・語彙の蓄積」です。これは暗記など別の方法で覚える必要があります。
おまけ:英語力の向上を通じて得られたもの
最後に、留学経験や、今回ご紹介した『瞬間英作文トレーニング』などの英語力向上によって得られたものを紹介します。
働きやすい環境
わたしはいま、IT企業でマーケティング担当として働いています。とてもありがたいことに、短い労働時間で、好きな場所で働ける立場です。
こうした働き方ができるようになるまでに「英語力」はとても大きな武器となりました。なぜなら、IT業界において「英語力」は、世界の最新情報を得たり、エンジニアとのやりとりにもとても役立つからです。
つまり、間接的ではあるけれど、今の働き方に『瞬間英作文トレーニング』はとても大事な役割を果たしてくれたと思います。
海外の友人たち
英語しか使えない環境で、コミュニケーションしたことによって、当時同居していた友達との交流も続いていますし、その輪は今も広がっています。
年に数回海外の友人達と直接会うこともあり、これが英会話スキルをキープさせることにも繋がっています。
『瞬間英作文トレーニング』が英会話学習の足がかりに最適でした。そしてskype英会話でフレーズを実践して、身に付けることができます。
どちらも安いですし、ぜひ試してもらいたいです。