【本記事は広告を含みます】
「ヘッドホンの王様」とも言われ海外ではYouTuberの間でも流行するほど世界的な人気を誇る『オーディオテクニカ ATH-M50x』。この記事では、どんな点が高評価かを紹介しながら、クリエイターから一般ユーザまで人気の理由を説明しています。
オーディオテクニカ ATH-M50xの主な評価
さっそく結論です。海外メディアでは主に下記の様な評価がされていました。
- 2万円以下で入手できる最高のヘッドホン
- 安価にも拘わらず素晴らしい価値を提供してくれる
- 繊細な曲からEDMのような音楽まで幅広いジャンルに適したサウンド
音楽制作・DTMにフォーカスすると、下記の様な評価です。
- 深みのある低域、ニュートラルな中域、バランスの取れた高域はどれも音楽制作には最適
- 低域はわずかに強調されているだけなので、編集用・日常用どちらにも使える
- YouTuberたちが流行らせてクリエイターに大人気になった
「2万円以下で購入できるヘッドホンとしてはかなり高性能」「クリエイターの選択肢としても有り」という評価で、これが高い人気につながっている印象です。
海外ユーチューバーにも人気!?オーディオテクニカATH-M50x
海外メディアでは、海外ユーチューバーが、オーディオテクニカATH-M50xの流行を作ったといった記事もありました。驚きですね。
YouTuberやオーディオ制作を始めた人ならみんな知っていますが、オーディオテクニカ ATH-M50は、YouTubeのコミュニティのおかげで流行しました。動画や音楽制作用にかかわらず、オーディオの編集に関してATH-M50xは万能です。
完全にニュートラルなサウンドではありませんが、低音はわずかに強調されている程度ですし、1.2 mの長さのケーブルがあるので、編集用としてだけでなく、日常的なヘッドフォンとしても使用できます。
引用:Audio-Technica ATH-M50x review: Still great https://www.soundguys.com/
テイラー・スイフトも録音でATH-50MXを利用
ユーチューバーだけでなく、音源制作・DTM用として『ATH-50MX』はプロの現場でも使われています。テイラー・スイフトが公開した下記のメイキング動画では、彼女がボーカルのレコーディング時に『ATH-50MX』を使用しているシーンが記録されています。
オーディオテクニカ ATH-M50xってどんなヘッドホン?
改めてオーディオテクニカ ATH-M50xの概要をご紹介します。
『オーディオテクニカ ATH-M50x』は、『ATH-M50』の後継モデルとして2014年に発売されました。下記は発売当時のプレスリリースの説明です。
世界中の主要なオーディオエンジニアやジャーナリストから賞賛された『ATH-M50』の改良版となる『ATH-M50x』は、洗練されたイヤーパッドと3本の取り外し可能なケーブルを搭載。大口径ドライバーから遮音性のあるイヤーカップ、堅牢な構造によって、録音、放送、DJ、ライブサウンド、パーソナルリスニングなどのオーディオ・アプリケーションに対して比類のない音楽体験を提供します。
引用:Audio-Technica Introduces Next-Generation M-Series Headphones:Audio-Technica
『ATH-M50x』のラインナップは、ブラック、ホワイトに加え、限定版のブルーがあります。
『ATH-M50x』と『ATH-M50』の違いとは
ATH-M50xと、前身モデルATH-M50には、主に下記2点で違いがあります。
- ATH-M50xの方が音質が優れている
- ATH-M50xの方が持ち運びに優れている
ATH-M50xの方がクリアな音質
まず、『ATH-M50』よりも『ATH-M50x』の方が音質が優れていると評価されているようですね。
オーディオテクニカ社は、オリジナルの『ATH-M50』と『ATH-M50x』とに音の違いはないと主張しているが、『ATH-M50x』は、ディティールをとらえた低音、中音域、高音を持っているため、『ATH-M50』よりも音がクリアに聞こえる。 ATH-M50に戻すと、音が少しくぐもって聞こえる。そのため音質は非常に似ているが、同一ではない。
引用:Audio-Technica ATH-M50 review: cnet.com
ATH-M50xの方が持ち運びに優れている
『ATH-M50x』は、ケーブルが取り外し可能で、専用のバッグが付いてきます。スタジオで使用することを主として設計されたM50よりも機動性を高めて、日常でも使えるように改良した模様です。
ATH-M50xの方が着け心地が快適
イヤーカップが回転するようになり、M50に比べると重量も軽くなっています。
オーディオテクニカ ATH-M50Xの付け心地
『オーディオテクニカ ATH-M50x』のイヤーカップは大きく、快適な付け心地です。また、スペースが余分にあるため、耳が大きい人も問題なく装着できすし、「頭部がキツい」と感じることはないでしょう。
部屋で音楽を聴いたり、音楽制作などを行う分には安定性はバツグンですが、ジョギングなどの運動時には耳からカンタンに外れてしまうため、あまり適していません。
オーディオテクニカ ATH-M50Xの持ち運びやすさ
『オーディオテクニカ ATH-M50x』は、折りたたんで持ち運ぶことができます。リュックサックなどのバッグに入れやすいサイズに折りたたむことができるため、DJなどでも使い勝手が良い点も評価されています。
また専用のポーチが付属しているので、持ち運ぶ際に本体を傷から守ってくれます。
オーディオテクニカ ATH-M50Xの高い音質を徹底調査
ここからは、オーディオテクニカ ATH-M50xで最も高く評価されていサウンドを詳しく解説していきます。
メディアでは、深みのある低域、ニュートラルな中域、そしてバランスのとれた高域、どれも音楽制作にはバッチリとも書かれていました。
音の再現性(イメージング)も非常に優れているため、EDMからアコースティック・ミュージックまで幅広い音楽に適していると評されています。
ガジェット評価などを手広く掲載するアメリカとイギリスに拠点を置く大手メディア『Techradar』は、『ATH-50MX』を以下のとおり好意的に評価しています。
『ATH-50MX』は、エネルギッシュで生き生きとした鮮やかで、非常にワクワクさせてくれる音像だ。多くの一般的なポータブル・ヘッドホンのように、低域が強調されているが、歪んでしまうほどでは当然ない。
高中域部分も少し強調されている。これにより、高音域での出力があまり高くなくても、明るいサウンドが得られるため、音源が騒々しくならずに済む。
オーディオ・ファンでさえも評価できる程にワクワクする音像といえる。
引用:Audio-Technica ATH-M50X review -Audio-Technica’s latest offers lively, engaging sound but neutral they are not-
低域と高中域が強調されている評価されることが多いATH-M50X。ヘッドホンのサウンドの特徴を数値で評価するサイトで、低域・中域、高域に対する評価も調べてみました。
音全体の評価:8.1
『オーディオテクニカ ATH-M50x』は、深みがありパンチの効いた低音、傑出した中立的な中域、バランスのとれた高域と、密閉型ヘッドホンとして素晴らしいサウンドを持っている。
また、非常に優れたイメージング、ディストーションの性能を備えているため、EDMからフォーク/ロック、オーディオブックまで、非常に広い用途で使用でき、ほぼすべてのジャンルに適している。
以下、引き続き評価サイトでの音域などの評価とレビュー内容を簡潔にまとめてみました。
低域:9.0:やや強調されているが深みがある
低域はとても優れているとあります。高低域(ハイ・ベース)が強調されているため、ややくぐもったように聴こえる可能性があるものの、超低域(サブベース)はとても深みがあり、中低域(ミッド・ベース)はフラットなのでベースやバスドラムをクリアに鳴らしてくれるとの評価でした。
中域:8.8:フラットでボーカルもクリアに鳴る
中域はフラットで最も高い評価を得ています。ボーカルやリード楽器をクリアでバランスよく再現してくれるとのこと。
高域:8.3:バランスが取れている
AHT-M50Xの高域はとてもバランスがとれており優れた出音といえます。低高域がやや強調されていますが、中高域は抑え気味です。それにより、鋭く聴こえることがないため、長時間の作業・リスニングにも適しているそう。
再現性(イメージング):8.6:非常にクリア
ヘッドホンがどれだけ再現性があるかは、”イメージング”という項目で評価されます。『オーディオテクニカ ATH-M50x』のイメージング、音像の再現性はかなり高い評価を得ていました。左右の出音のバランスも一致しており、楽器や声などが正確な配置で聴くことが出来ると。
音の広がり(サウンドステージ):5.9:そこまで広くない
ヘッドホンがスピーカーのような音の広がりがあるかは、”サウンドステージ”という項目で評価されます。『オーディオテクニカ ATH-M50x』のサウンドステージは、あまり高い評価ではありませんでした。そもそもこの点を考慮して作られたわけではないようですね。ライブPA時のモニタリングには不向きかもしれません。
ノイズの分離:5.9:低域は弱いが室内なら問題ない
『オーディオテクニカ ATH-M50x』は、アクティブ・ノイズキャンセリング型のヘッドホンではありません。イヤーカップは、ほとんどの耳の周りにぴったりと密封されているので、高周波ノイズを受動的に分離することができます。
しかし、ノイズキャンセリング機能があるわけではないため、電車や飛行機の低音は防ぎきれずに、リスニング体験に影響を及ぼす可能性があるかも。
まとめ
海外メディアでは主に下記の様な評価がされていました。
- 2万円以下で入手できる最高のヘッドホン
- 安価にも拘わらず素晴らしい価値を提供してくれる
- 繊細な曲からEDMのような音楽まで幅広いジャンルに適したサウンド
音楽制作・DTMにフォーカスすると、下記の様な評価です。
- 深みのある低域、ニュートラルな中域、バランスの取れた高域はどれも音楽制作には最適
- 低域はわずかに強調されているだけなので、編集用・日常用どちらにも使える
- YouTuberたちが流行らせてクリエイターに大人気になった
『オーディオテクニカ ATH-M50X』が世界で高い評価を得ているのは、密閉型ヘッドホンとして、安価にもかかわらず高い音質を担保しているため。
さらにそういったバランスのとれた優れたオーディオ再生機能に加え、頑丈で耳にもフィットする快適さも兼ね備えています。
オーディオテクニカ ATH-M50xの海外メディアの主な評価
最後にオーディオテクニカ ATH-M50xに対する海外メディアの評価の詳細も記載しておきます。
良い点:『オーディオテクニカ ATH-M50x』は、優れた品質と、タイトで低音のバランスが取れたサウンドだ。付け心地は非常に快適で、取り外し可能なコードとともに、クッション性のあるイヤーカップを搭載している。
悪い点:マイクが付属していないため、携帯電話の使用には適していない。
まとめ:『オーディオテクニカ ATH-M50x』は、既に高い評価を得ているモデル(ATH-M50)が改良されたバージョンであり、2万円以下で入手できる最高のヘッドホンのひとつといえる。
引用:Audio-Technica ATH-M50 review: cnet.com
長所: 『オーディオテクニカ ATH-M50x』は、オリジナルのM50に、取り外し可能なケーブルという価値ある改善が加わった。音のレンジは、安価にもかかわらず素晴らしい価値を提供してくれる。
短所: オーディオテクニカのサウンドがあなたのニーズに合っているのであれば、短所は特にない。
まとめ: オーディオテクニカは、安価で優れたヘッドホンを提供しれくれる。嫌なわけがないでしょう。引用:Audio-Technica ATH M50x : SOUND ON SOUND
『オーディオテクニカ ATH-M50x』は、繊細なシンガーソングライターの楽曲からEDMまで、幅広いジャンルに適したサウンドを備えている。
『オーディオテクニカ ATH-M50x』は、より多くのリスナーに最適に生まれ変わったDJヘッドホンだ。大きくて分厚いが、2万円以下で購入できる最高のサウンドを提供してくれる。
引用:Audio-Technica ATH-M50X review:techradar
著者もDTM・音楽制作でオーディオテクニカ ATH-M50xをモニターで使っています。ストリーミング配信でどれだけ収益を得たかをまとめた記事です。