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サブスク・音楽ストリーミング配信のおかげで、お小遣い程度でも在宅で定期収入が得られるのは嬉しいですよね。この記事では、著者が副業でDTMによる音楽配信を始めて半年でどのくらい稼いだか、DTM・音楽制作で使用中のノートパソコンやソフトをご紹介します。読んだ方にとって何か気づきやヒントがあれば嬉しいです。
最新の活動報告は以下にまとめています。
Contents
DTMでどのくらい収入があるか
さっそく結論です。
- 配信を始めて半年で合計11,000円、平均毎月1,600円くらい
- 直近は毎月3,000円見込み。収入は増加傾向
- Spotifyが全体収入の半分を占める
- 今後の課題:分析とスケジュール設定をきっちり回す
こんなところです。ストリーミング配信を2019年の9月に開始。配信した曲は3曲といった感じです。次項から詳しく説明していきます。
配信を始めて半年で合計10,000円、平均毎月1,600円くらい
現在、SpotifyやApple Musicなど各種サブスク・プラットフォームでDTMで作った音楽を配信しています。2019年9月に開始して2020年2月までの半年間で合計およそ11,000円の収入がありました。
以下は、配信のために利用しているTunecore Japanのレポート画面です。
TuneCore Japanは、サブスク全般に一括で配信を行えるデジタルディストリビューターです。日本で個人がゼロからサブスク・ストリーミング配信を使うならTuneCore Japan一択だと思います。この件は別の記事として今後まとめようと思います。
Spotifyが全体収入の半分を占める
以下は、同じくTuneCore Japanの2020年2月単体の詳細です。全プラットフォームの配信合計2,320回再生で、売上は1,389円でした。内訳は、Spotifyが5割弱、その他が5割未満といった割合ですね。
直近は毎月3,000円見込み。収入は増加傾向
最新のレポートは2月のものしか見れないのですが、現在はとてもありがたいことにSpotifyの月間再生回数が徐々に増えていて、直近28日間で4,000回くらいまで増えました。
つまり、2020年3月以降はSpotify単体で毎月1,600円(4,000回×単価0.4円)が見込め、その他のプラットフォーム合計収入がそれまで同様にSpotifyと同等くらいだとすると、以下のようになるはずです。
・Spotify単体:1,600円
・その他合計:1,600円
合計すると3月以降は3,200円くらいになるはずです。
年間収入は28,000円くらい
開始から半年(9月から2月)の合計が10,000円。そして3月以降が上述の計算どおりになると半年で18,000円。つまり配信開始から1年間の合計収入は、このペースだと28,000円くらいになりそうです。
なお、TuneCore Japan使用料はシングル1曲あたり1,000円なので、合計3,000円です。元は取れました笑。
ちなみに、グーグル広告の収入が毎月2,000円、アフィリエイト収入が毎月3,000円くらい。良いバランス…なのかな?笑 それぞれもっと増やしていきたいです。特に音楽は誰にも忖度せず自分が好きなものを在宅でDTMで配信してるだけなので、より注力していきたいです。
今後の課題
繰り返しになりますが、今後は収益・再生回数をもっと増やしたいですね。そのために何をすべかを調べていたところ、米国版TuneCoreのブログに『長期戦に挑む自己管理型アーティストに必要なもの』という素晴らしいエントリーを見つけました。ここで書かれていることを実践していくつもりです。
以下、ざっくり訳したものを記載します。
スケジュールを設ける
どんなビジネスでも仕事のスケジュールは決まっていますよね?
どのレベルにいても、自分にタイムラインを課すことが成功への鍵となります。今後のリリース、ミーティング、インタビュー、セッション、ライブショーなど、自分のプロジェクトに関連するものは何でもいいので、専用のカレンダーを作成しておくと、短期的な目標の実現に一歩近づくことができます。
観察力を持つ
他のアーティストがどのように自身の音楽を宣伝しているかを観察することは、自分の道を切り開くために不可欠です。あなたの音楽が属するコミュニティをよく観察したり、世界の大物アーティストのキャリアを調査したり、彼らがどのようにして現在の地位に到達したのかを知ることは、ステップアップするためのモチベーションになります。
以下のような方の事例もとても参考になりますね。
長期的な視点で捉える
覚えておいてください:あなたが一度だけ聞いただけで、二度と聞くことのないアーティストは、一つのバスケットにすべての卵を入れて、結果が彼らの期待に応えられないとあきらめてしまう人たちです。
あなたが自分の音楽に情熱を持っている場合、必然的に恨みや失望の瞬間が待っています。そのような瞬間に備えて、単なる1枚のアルバムのためだけではなく、自分の人生のために行動していると考えることは、長期的な視点・全体像を見るのに役立ちます。トレンドは常に変化します。ですが音楽業界には、自分自身に忠実で、長いゲームをプレイすることに専念している人のための場所があります。
スケジュール、他者の分析、長期的視点。ウェブマーケティングやSEOにも通じる地道さ。でも音楽もデジタルが主戦場の場合は、こうした視点が必要なのでしょう。楽しみながらやっていきたいです。
参考:PLAYING THE LONG GAME AS A SELF-MANAGED ARTIST(https://www.tunecore.com/blog/2020/02/playing-the-long-game-as-a-self-managed-artist.html)
稼ぐために使っているDTMやノートパソコン
最後に、配信で稼いだ楽曲制作に用いたDTMや機材をご紹介します。
ノートパソコン:マウスコンピューター DAIV
マウスコンピューター DAIV 4Pの詳細はこちら >>
マウスコンピューターがDTM制作(音楽制作)用にお勧めするPCの一覧はこちら >>
マウスコンピューターのDAIVの2019年モデルを購入して使用しています。音楽制作に最適なスペックを満たし高コスパである点が購入の決め手でした。今のところ大きな問題点は発生していません。
最新モデルの仕様は下記の通り。
主な仕様
- OS:Windows 11 64ビット
- モニター:14型 液晶パネル (ノングレア / Dolby Vision対応)
- ストレージ:M.2 SSD 512GB (NVMe)(※)
- メモリ:16GB(※)
- CPU:インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー(12コア)
※ストレージやメモリは増設などのカスタマイズが可能です。
詳しくは下記にも記載しています。
著者が所有している前身モデルはCPUは世代が一つ下です。
ヘッドホン:オーディオテクニカ ATH-M50x
制作時は主にヘッドホンを用いています。使っているのは、ヘッドホンの王様ともいわれる大定番のオーディオテクニカ ATH-M50xです。フラットである点が気に入っています。
オーディオインターフェイス:ベリンガー UMC202HD
オーディオインターフェイスは、ベリンガーのUMC202HDを使用しています。米国アマゾンでは1600件以上の評価があり、いずれも高評価。海外メディアでも評価が高く、コスパが良いのが特徴ですね。
主な特徴
- ノイズ処理のレベルが過去調査した中で最高
- デジタルとアナログ変換(DAC)品質は、世紀の掘り出し物レベル
- この価格でこれ以上の質のものを探すのは不可能
以下のような用途でお勧めです。
- 楽器や声を録音したい
- 安価でDTMに最低限必要な機能が欲しい
- 高音質で録音したい
ベリンガーのUMC202HDの素晴らしいスペックは下記に詳しく記しています。
オーディオインターフェイスの比較は下記で詳しくしています。
DAW:Studio One プロフェッショナル
DAWは近年評価が高まり、プロの利用も増えているStudio One プロフェッショナル。
良いと感じた点
- 動作がとても軽い
- MIDI、オーディオファイルからコード検出できるコードトラックがヤバい
- 超柔軟なパターンエディターの打ち込みは効率的でストレスゼロ
STUDIO ONEの素晴らしさは以下記事でも詳しく書きました。
まとめ
今回は、DTMによるサブスク・音楽ストリーミング配信で、著者が半年間でどのくらい収入があるか、今後はどうなるかをご紹介しました。コロナによって本業が慌ただしくなり、このブログの更新がだいぶ滞ってしまったので、時間を要するいつもの海外調査記事ではなく、ここ最近での実体験を記事にしてみました。何かのお役に立てばうれしいです。