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音楽制作・DTM用のPCとして、マウスコンピューターのDAIVはとても優れています。近年のMacBook Proとほぼ同等のスペックながら格安で購入できるため、予算に制限がある方やコスパを求める方には最適なモデル。この記事では、DTM向けPCと海外評価と、著者の体験も踏まえてマウスコンピューターのDAIV 4PのスペックをMacbook Proと比較しながら説明します。お悩みが少しでも解消されれば嬉しいです。
Contents
さっそく結論です。マウスコンピューター DAIV 4Pは、音楽制作に重要なスペックが近年のMacBook Proと同等レベルにもかからわず、値段が安価なラインナップと言えます。
- 近年のMacbookにも引けを取らないスペック
- CPUのシングルコア、マルチコアの性能が優れている
- コスパが良い
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下記は、2019年版のMacbook Proとの比較です。
MacBook Pro | DAIV 4P | |
---|---|---|
CPU | インテル Core i5-1038NG7 @ 2.0 GHz (4コア) | インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー(12コア) |
RAM | 16GB | 16GB |
SSD | 512GB | 512GB |
バッテリー寿命 | 10時間 | 約 10時間 |
サイズ | 13インチ | 14インチ |
参考価格(税込) | 207,680円 | 199,800円~ |
ご覧の通り、マウスコンピューター DAIV 4Pは、CPUの性能、RAM(メモリ)、SSD(容量)という音楽制作に重要なスペックがMacBook Proと同等レベルです。
DTM・音楽制作に欠かせないスペックとは
マウスコンピューター DAIV 4Pのスペック説明の前に、音楽制作に重要なスペックとその理由を簡単にまとめてみました。
性能の高いCPU(シングルコア)
オーディオを処理する際は、シングルコアのパフォーマンスが重要になります。利用するDAWやソフトによっては処理をシングルコアのみでしかできない場合があるためです。また複数のCPUを搭載したクアッドコア(4つのコアを搭載したモデル)以上が理想といえます。
8GB以上のRAM
RAMの値が大きければ大きいほど、Kontaktのような大容量のソフトを用いた作業を複数同時に行えます。少なくとも8GBは、もちろん16GB以上であったほうが良いでしょう。
高速なSSD
データの読込み時間を短縮し、効率的に作業を行うためには、高速なメモリを搭載したSSDが便利です。
長いバッテリー寿命
機動性・携帯性を重視するなら、バッテリー寿命は10時間くらいが標準的かつ妥当といえます。
この前提を元に、マウスコンピューターのDAIV 4Pの、音楽制作に重要なスペックをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
マウスコンピューターのDAIV 4Pのスペック詳細
シングルコア、マルチコアの性能が優れたCPU
シングルコアの性能は音楽制作・DTMには欠かせない
先に述べた通り、音楽制作・DTMにおいてはCPUのコアの数も大事ですが、なによりシングルコアの性能がとても重要です。なぜなら、オーディオトラックは必ずしも並列で処理されるわけではないからです。
たとえば『Reactor』のようなソフトは、重い処理速度が必要にもかかわらず一つのコアのみでしか処理されません。複数のコアで分散して処理されないということです。この場合、いくつコアを持っているかは重要ではないというわけです。
このように、コアによって負荷がそれぞれ異なることは頻繁に起こりうることため、LogicなどのDAWソフトでは、ひとつひとつのコアの負荷を監視する機能、場合によっては負荷を再分配できる機能も搭載しているのです。
インテル Core i7-1260P プロセッサー(12コア)は2019年モデルのMacBook Proより優秀
マウスコンピューターのDAIV 4Pが搭載している『インテル Core i7-1260P プロセッサー(12コア)』のシングルコアの性能はとても優れています。以下はPassMark SoftwareによるCPUのシングルコアとマルチコアの評価です。左がMacBook Pro、右がDaiv 4PのCPUです。
ご覧の通り、DAIV 4Pに搭載されているインテル Core i7-1260Pのスコアの値の方が高く、この値の差異が両者の性能の違いを示しています。また、シングルコアの性能も2019年中期発売の15インチMacBook Proより優秀です。
音楽制作・DTMには十分な16GBのRAM
音楽制作・DTMにおけるRAM(メモリ)は、8GBが一般的に推奨されていますが、多いに越したことはありません。なぜなら『Kontakt』のような大規模なサンプルライブラリを用いて制作をする場合、大量のRAMが必要になるからです。
ひとつのサンプルライブラリの平均サイズがだいたい2GBなので、もし4つ同時に使用するとなると、それだけで8GB全てが埋まってしまいます。こうした事態は十分に考えられるため、16GB程度あると安心というわけですね。
また、RAMの速度も音楽制作・DTMには重要な役割を担います。DAIV 4Pのメモリは最新規格のDDR4、転送速度も21.3GB/sと最速です。2020年発売のMacBook Pro 13インチの規格はDDR3-2133、転送速度は17.06GB/sですので、DAIV 4Pの方が新しく優れた仕様だったりします。
512GBのSSD
上記のようなサンプルライブラリを大量に使う場合、もちろん大容量のストレージも必要になります。外付けHDDでも音楽制作は行えますが、DAiv 4Pのような超高速のSSD且つ大容量の512GBなら、外付けよりもはるかに効率的に作業が行えます。必要に応じてBTOによるカスタマイズでさらに容量は増やせるはずです。
まとめ
マウスコンピューターのDAIV 4Pは、以下理由によってDTM・音楽制作に最適といえます。
- 近年のMacbookにも引けを取らないスペックだから
- CPUのシングルコア、マルチコアの性能が優れているから
- コスパが良いから
これまでも各種容量も大きくCPUの性能も優れていましたが、最新モデルも音楽制作・DTM用のラップトップの選択肢としてスタンダードな性能を誇っています。
マウスコンピューターがDTM制作としてお勧めの一覧も以下からご覧いただけます。
マウスコンピューターがDTM制作(音楽制作)用にお勧めするPCの一覧はこちら >>
ラインナップは定期的に更新されているため、この記事で挙げた機種が掲載されていないかもしれませんが、チェックするポイントはCPU、RAM、SSDと変わりません。あとはモニターのサイズをどうすべきかになるかと思います。
実際に使用してみた感想
著者は、2019年に前身モデルとなる『DAIV-5P』を購入し、音楽制作・DTMを行っています。大きなトラブルはないですし、問題なく使えていますね。
マウスコンピューターのレビューでよく見かける”キーボードの独特な配置(エンターキー、バックスペースキーの大きさなど)”についても慣れました笑。
以下ではマウスコンピューター DAIVを用いた音楽活動、主にストリーミング配信での収益報告もしていますので、よろしければ。
以下も検討の際にどうぞ。
header photo by Jamakassi on Unsplash