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スタイリッシュなデザインでおなじみのBeats(ビーツ)のヘッドホン。中でも『Beats Studio 3 Wireless』は、ビーツ社、アップル社製の最高のヘッドホンとも評され、Beatsのラインナップを代表するクオリティを持つヘッドホンです。この記事では、『Beats(ビーツ)Studio 3 Wireless』の海外レビューの内容・評価とともにどんなヘッドホンかをご紹介します。
Contents
Beats Studio 3 Wirelessの海外レビューの主な評価
海外メディアのレビューでは、主に以下のような評価が書かれていました。
- 音漏れが少ないのでオフィスでの利用もOK
- ノイズキャンセリングが優れているので街中での利用もOK
- 前モデルよりも音がクリアでバランスが良くなった
- ポップス、ヒップホップ、EDMに最適
- 前身モデルのスタイリッシュさを保ちつつ、各種性能は大幅に改善されている
前身モデルの良さを引き継ぎつつ、いくつか性能が改善したという評価が多かったですね。売りのひとつであるノイズ・キャンセリング機能もおおむね悪くない評価。音質も『Wired』のような辛口メディアでも好評でした。
具体的なレビューもいくつかご紹介します。
良い点
・優れたワイヤレスの性能
・しっかりした音質
・バッテリー寿命の長さ悪い点
・中域がくぐもってる
・もしサブ・ウーファー(超低音)を望んでいる場合、そこまでではないBeats Studio 3 Wirelessは、ビーツ社つまりアップル社の最高のワイヤレス・ヘッドホンといえる。バッテリーの寿命は長く、スマホへの接続も簡単で品質はしっかりしている。ノイズキャンセル機能もまともだ。
オーディオ・マニアでないのなら『Beats Studio 3 Wireless』を気に入ることだろう。都市の喧騒をノイズキャンセルでかき消してくれるし、見栄えも良くて、付け心地も快適で、音もまともだ。
引用:Beats Studio 3 wireless noise-cancelling headphones review:techradar
良い点
『Beats Studio3 Wireless』は、頑丈なデザインを引き継ぎつつ前身モデルから音質、ノイズキャンセリングが改善され、寿命の長いバッテリー提供してくれる。W1チップにより、アップル社のデバイスとのペアリングが非常に簡単だ。
電話をかけるためのヘッドセットとしても機能し、サウンド面も競合モデルより優れている。悪い
デザインは以前のモデルと同じく平らに折りたたまないため、ややかさばる。結論
ビーツ社は、優れたワイヤレス・ノイズキャンセリング・ヘッドホンを採用し、パフォーマンスを大幅に向上させた。引用:Beats Studio3 Wireless review:cnet
並外れた快適さとクラス最高のバッテリー寿命、大きく響く低音、優れたデザインを備えた『Beats Studio 3 Wireless』は、究極のBeatsヘッドホンだ。
引用:Beats Studio 3 Wireless review:macworld
『Beats Studio 3 Wireless』を使用して特に驚いたのが、長時間使用した後でも、イヤークッションがとても柔らかくて涼しかったことだ。ヘッドバンドに十分な余白があるため、頭蓋骨に過度な圧力がかからない。低音が誇張されているが、前身モデルよりもずっとクリアに聴こえることがわかった。
引用:Review: Beats Studio3 Wireless Headphones:wired
Beats Studio 3 Wirelessとは
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ここからは、改めて『Beats Studio 3 Wireless』の特徴をご紹介します。
Beats Studio 3 WirelessとBeats Studio 2の違い
『Beats Beats Studio 3 Wireless』は、ビーツ社が2017年に発売されたBeats Studioシリーズの最新バージョンです。スタイリッシュなデザインは引き継ぎつつ、各種機能を大幅が改善され、ビーツ社ならびにアップル社を代表するラインナップとなりました。
改善された点は主にサウンド、バッテリーの寿命、充電時間の短さ、ノイズキャンセリングの性能など。そしてアップルのW1チップを搭載したことにより、iPhoneをはじめとするアップル社製品とのワイヤレス接続がとても簡単になりました。
Beats Studio 3 Wirelessの主な仕様・デザイン性
スタイリッシュなデザイン
前身モデルを引き継ぐ滑らかで高級感のある質感は、beatsヘッドホンをベストセラーに押し上げた要因でもあります。左耳の「b」ロゴをクリックすると、音量調節と再生/一時停止できます。2回クリックするとトラックをスキップし、3回クリックすると前の曲に戻れます。「b」ロゴの上と下には、音量アップと音量ダウンのコントロールがあります。
左側のイヤーカップの下部には3.5mmの入力があり、付属のリモコン・マイク付きのオーディオケーブルと接続できます。
W1ワイヤレスチップの搭載
大人気のAirPodsにも搭載されているアップル製品対応のW1チップ。Beats Studio 3 Wirelessにも装備されています。これによりiPhoneなどと一度ペアリングすれば、たびたびにペアリングする必要がなくなるため、アップル製品とスムーズな連携が可能になりました。電話をかける際のヘッドセットとしても機能します。
驚くほど長持ちするバッテリー
前述のW1チップによって、iPhoneと同期するとバッテリーの寿命が2倍になり、最大22時間にもなります。アクティブ・ノイズ・キャンセリングをオフにすると、なんと40時間連続使用もできると。
また、Beats Fast Fuel機能を使用することで、わずか10分の充電によって3時間の再生が可能になります。外出が多いユーザーには何とも心強い機能。
ただし充電方法が『Micro USB』である点に疑問を持つユーザーも少なくないのだとか。iPhoneはライトニング、マックブックはUSB-C、ビーツヘッドホンはMicro USBと、同じアップル製品であるにもかかわらず、見事にわかれてしまってますからね。
Beats Studio 3 Wirelessの付け心地
付け心地もとても好評。イヤーパッドが以前よりも少し柔らかくなり快適になり、ここも前身モデルから改善された点でもあります。楕円形にカットされたイヤーパッドは、誰の耳にとっても十分なスペースを残してくれるため、一般的なオーバーイヤー型のヘッドホンで起こりがちな耳の疲労の問題を回避してくれます。
“長時間使用した後も、イヤークッションがとても柔らかくて耳が蒸れなかった”との感想もありました。イヤーパッドだけでなくヘッドバンドにも十分なスペースがあることと、内側に装備された柔らかいゴムによって頭に圧力がかかりにくい設計になっているのだとか。高級感もあって良いですね。
Beats Studio 3 Wirelessの持ち運びやすさ
『Beats Studio 3 Wireless』は、前身モデルと同じく折りたたみが可能で、デザイン性の高いバッグが付属しています。ただし、イヤーカップを平らに折りたためないため、ちょっとかさばってしまうという指摘もありました。
Beats Studio 3 Wirelessのノイズキャンセリング機能
『Beats Studio 3 Wireless』の大きなアップデートのひとつがノイズキャンセリング機能といわれています。
正確には『ピュア・アクティブ・ノイズキャンセリング』または『ピュア ANC』という機能で、2つのオンボード型のマイクを使用して、外部の環境音を1秒間に数千回監視し、飛行機や電車のエンジン音や風の音など、周囲のノイズを相殺するように調整するというもの。
『Wired誌』でも、かなり好意的なレビューが掲載されていました。
先日、コーヒーショップで『Beats Studio 3 Wireless』で音楽を聴きながらパソコンで仕事をしていたら、ウェイトレスが腰をかがめて手首を指で叩きながら私の方を観ていた。ヘッドホンを外して、閉店を知らせる音楽が店内に鳴り響いているのにようやく気づいた。
既にほとんどの客もいなくなっていた。地下鉄や道でも、同じ様に静かだった。私は『Bose QuietComfort 35 II』を試したことはないが、『Beats Studio 3 Wireless』がほとんどのワイヤレスヘッドホンよりも優れており、前身モデルから大幅に改善されているのは間違いない。大半のノイズキャンセリング搭載ヘッドホンは、音楽を著しく歪ませたりするが、『Beats Studio 3 Wireless』では音楽にノイズが乗ることはなかった。
大半のレビューを見ると、ノイズキャンセリング機能の点においては『Bose QuietComfort 35 II』に軍配が上がっている印象でした。しかしビーツ社は、BOSEが長らく支配し、近年はSonyも参入したノイズキャンセリング機能搭載型ヘッドホンの市場に果敢に挑戦し、それなりの評価を得ているようです。
『Beats Studio 3 Wireless』の音のクオリティ
さて、ここからは『Beats Studio 3 Wireless』の音についてご紹介します。
海外のレビューでは総じて以下のような評価をされていました。
- 比較的バランスの良いヘッドフォン。最高のBluetoothヘッドホンの1つ
- ギターロックなど中域が中心の音楽よりもダンス、ヒップホップの音楽を補完するように調整されている
- 前身モデルよりもクリアな音像になった
音に関する評価を数値で示すサイトを元に、より詳しく見ていきます。
全体:7.1=平均的なヘッドホンの音質
まずは全体の評価です。
『Beats Studio 3 Wireless』は、平均的な音質、幅広い用途に対しては平均以上のヘッドホンだ。適切な超低域を持つ低音、ほど良い中音域、そして少しベールに包まれてはいるが良い高音といえる。しかし、ベースの音は少々ぼやけ気味で、中域は濁っていて、ボーカルやリード楽器の音を太く鳴らしすぎる印象がある。
さすが、プロ仕様のヘッドホンもレビューするサイトだけあって、なかなか辛辣ですね。とはいえ平均的という評価ですので、音源制作などの目的でなければまったく問題ないでしょう。
さらに細かく見ていきます。
低域:8.4=非常に優れている
『Beats Studio3 Wireless』の低音性能は非常に優れているという評価。超低域(サブベース)は適切なバランスである一方、低音の高音域が強調されていると。これが上述の”ベースがぼやける”要因なのだそう。
中域:7.9=良好、ボーカルやリード楽器が少し太く聞こえる
『Beats Studio3 Wireless』の中音域は良好という判断でした。中低域が強調されているため、ボーカルやリード楽器(ギターなど)が大きく聞こえてしまうと。
高域:7.7=非常に優れている・わずかにくぐもっている
『Beats Studio3 Wireless』の高音域は非常に優れています。上述の”ベールに包まれている”というのは、ある帯域で一貫性がないからだとか。
音漏れ:8.3=非常に優れた性能
『Beats Studio3 Wireless』は、音漏れ対策もバッチリの性能のようです。他のメディアでも高評価でした。本当にわずかな帯域でしか漏れが発生しないため、エレベーターなどのとても静かな環境で大音量で音楽を聴かない限りは音漏れの問題ありません。
ノイズの遮断性:6.7=会話などを遮断してくれる
すでに他のメディアの指摘されている通り、『Sony WH-1000XM3』や『Bose QuietComfort 35 II』に比べるとノイズキャンセリング機能は優れてはいないとのこと。
『Beats Studio3 Wireless』のアクティブ・ノイズ・キャンセレーションは、低音域においては平凡な値のようですが、中域と高域でそれぞれの値は非常に良好という評価。つまりバスや飛行機のエンジン音などに対しては平均的な遮断性で、会話や鋭い音に対してはとても優れたパフォーマンスであるということです。
まとめ
『Beats Studio3 Wireless』の特徴を海外メディアによる評価とともにご紹介しました。まとめると、以下のような方には最適なんだと思います。
- あらゆるジャンルの音楽鑑賞に。特にポップス、ヒップホップ好きはバッチリ
- ノイズ遮断性が優れてるから、電車、街中やお店などの騒音の中での音楽鑑賞もOK
- 音漏れがないから、オフィスなどの静かな場所でもOK
- アップル製品・iPhoneユーザーとはもちろん相性バツグン
音質にこだわるオーディオマニアや音楽制作者、とにかく最上位のノイズキャンセリングを欲する方は別の選択肢になってしまいますが、上述のようなカジュアルな普段使いでは、優れたデザイン性と音質面においてもオススメのヘッドホンです。
最後までお読みいただきありがとうございました。