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周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング機能付きヘッドホンを、40年以上前から研究し続けているBOSE社。中でも『Bose QuietComfort 35 II』は、“旅行者に超人気”、”密閉型ヘッドホンで過去最高の音質”とも評されており、新しいラインナップにして既に超定番のヘッドホンとなっています。この記事では『Bose QuietComfort 35 II』がどんなヘッドホンかを海外レビューの内容・評価とともに紹介します。
Contents
Bose QuietComfort 35 IIの海外レビューの主な評価
『Bose QuietComfort 35 II』に対する海外メディアのレビューでは、主に以下のような評価が書かれていました。
- 旅行好き・長距離移動が多い人は必須
- 軽くて快適で最高な付け心地。長時間の装着に最適。
- ノイズキャンセリング・ヘッドホンで音質にもこだわる人向け
具体的な海外メディアのレビューもいくつかご紹介します。
Good
・優れたアクティブ・ノイズキャンセリング機能
・素晴らしい音質
・軽量で快適なデザイン
・約20時間のバッテリー寿命
・専用のGoogleアシスタントボタンBad
・高価な点洗練されたデザイン、クラス最高のノイズ・キャンセリング、非常にクリアな音質を保ち、『Bose QuietComfort 35 II』は専用のボタンでGoogleアシスタントも扱える。
quote from Bose QuietComfort 35 II Review: The Best Gets Smarter:tomsguide.com
Good
* クラス最高のノイズキャンセル機能
* バランスが取れていて柔らかい音質
* 信じられないほどの快適さBad
* インスタントミュート機能がない
* プラスチック製でプレーンなデザインクラス最高のノイズ・キャンセリング機能とバランスの取れたサウンド。これがトラベラー達の間で『Bose QuietComfort 35 II』が超人気である理由だ。
quote from Bose QuietComfort 35 II review:techradar
『Bose QuietComfort 35 II』は、優れたパーソナル・オーディオ・コンパニオンだ。外見ではライバルに匹敵しない面があるかもしれないが、万能の実用性と快適さの点で他には負けない。
ノイズキャンセリング機能に関しては、他製品でこのヘッドホンまでのクオリティはまだ存在しない。もしあなたが旅行をたくさんするのなら『Bose QuietComfort 35 II』は間違いなく買うに値するヘッドフォンだ。
quote from Bose QuietComfort 35:expertreviews
『Bose QuietComfort 35 II』は、これまで試した中で最も快適なヘッドホンの1つであり、競合製品よりも快適さも勝っている。頭をきつく締め付けず、ヘッドバンドとイヤーカップは軽量だ。一度に何時間も着用でき、疲労を感じることはない。
ノイズキャンセリングはかなり優れていて、過去に我々が測定した最高の値を示している。
quote from Bose QuietComfort 35 II/QC35 II Wireless 2018 HEADPHONES REVIEW : rtings.com
名前の通りの心地よい付け心地、そして優れたノイズ遮断性の2点において旅行者に欠かせないヘッドホンという評価でした。BOSE社のノイズキャンセリングヘッドホン自体が、ボーズ博士の旅行経験から始まっていることを踏まえると当然の評価といえますね。
すべては1978年のヨーロッパへのフライトから始まった。 アマー・ボーズ博士は、航空会社が提供する新しいヘッドフォンを装着したが、唸るエンジン音によって音楽を楽しめなかったのだ。
そして彼は考えた。
「ヘッドホンでノイズを減らして、音楽をきちんと聴くことはできないだろうか」と。https://web.archive.org/web/20120304001730/http://www.bose.ie/IE/en/learning-centre/noise-reduction/
さらに、ノイズキャンセリング・ヘッドホンの中ではかなりの高音質という点も素晴らしいです。後ほど詳しく記載します。
『Bose QuietComfort 35 II』とは
改めて『Bose QuietComfort 35 II』の特徴をご紹介します。『Bose QuietComfort 35 II』は、Bose社が2017年9月にリリースしたノイズ・キャンセリング機能付きのワイヤレス接続型ヘッドホンです。優れたノイズ遮断性、”Comfort”=心地よさという名の通り、付け心地のよさを追求した設計や重量、そして世界で初めてGoogleアシスタントを搭載したヘッドホンとして知られています。
『Bose QuietComfort 35 II』と『Bose QuietComfort 35』の違い
先行して発売されていた『Bose QuietComfort 35』と『35 II』の主な違いは、『Google アシスタント』機能が標準搭載された点です。その『Google アシスタント』をアクティブにしたり、ノイズキャンセリング・モードを切り替える専用ボタンも追加されたました。
Google アシスタント機能とは
Googleアシスタントは、グーグルが開発した人工知能型のヴァーチャルアシスタント機能です。スマホなどのモバイル端末やスマート家電などに搭載されています。簡単に言うと、iOS・iPhoneでいうところのsiri、アマゾンでいうところのアレクサのようなものですね。
実際、日本のアマゾンでは『Bose QuietComfort 35』にアレクサが搭載された状態で販売されています。
具体的には、こうしたAIに音楽を再生させるだけでなく、時間、天気や今日の予定、交通手段などの質問に答えさせたり、スマートフォンの通知を音声で読ませることができます。
呼び出す際は「OK Google」と言わずともヘッドホンの左側にある専用ボタンを押すだけでGoogleアシスタントと繋がるので、手がふさがっていてもスマホのテキストを読めたり、電話をかけたりできます。便利ですね。
もしGoogleアシスタント機能が不要な場合も、専用ボタンによってノイズキャンセリングのモードを高、低、オフのいずれかで調整できます。ボタンの役割を切り替えるには、Bose QuietComfort 35 II専用のスマートフォンアプリを用いて行えます。
『Bose QuietComfort 35 II』の主な仕様・デザイン性
主な仕様は以下の通りです。- Google アシスタント対応
- アクティブ・ノイズ・キャンセリング機能
- ブルートゥースによるワイヤレス接続
- オプションの有線接続
- バッテリーの寿命は約20時間(有線接続では40時間)
- 色は黒、またはシルバーグレーから選択可能
- 飛行機用アダプター付きハードキャリーケース付属
『Bose QuietComfort 35 II』のデザイン
本体の大部分はプラスチック製でマットな質感。ハイエンドクラスの製品でありながら、控えめで非常にシンプルなデザインです。シンプルである分、重量が234gと非常に軽く、これが付け心地の良さにも繋がっています。プラスチック製ですが、耐久性も高評価のようです。
『Bose QuietComfort 35 II』をシートポケットに詰め込んだり、バックパックに詰め込んだり、ケースに詰め込んだりを繰り返した経験から、非常に耐久性が高いことがわかった。充電バッテリーが持ちこたえる限り使い続けられるだろう。
quote from Bose QuietComfort 35 II review:digitaltrends.com
色は黒とシルバー・グレーのいずかを選べます。
『Bose QuietComfort 35 II』のワイヤレス接続の質
『Bose QuietComfort 35 II』をデバイスにペアリングするのはとても簡単です。 通常の方法でのBluetoothとスマートフォンとのペアリングだけでなく、専用のBose Connectアプリをスマートフォンにダウンロードしたり、(Androidデバイスを使っている場合)スマートフォンを右側のイヤーカップのNFCチップに接触させることで接続できます。
こうしたワイヤレス接続による音楽再生や通話は、スマホと約10メートル離れていても途切れることはないようです。
なお『Bose QuietComfort 35 II』は一度に2つのデバイスに接続できます。
『Bose QuietComfort 35 II』の最高に快適な付け心地
『Bose QuietComfort 35 II』が愛される理由のひとつが、その名前の通り”Comfort”=心地の良さ。装着時の付け心地はどのメディアでもとても高く評価されており、旅行などの長時間の装着も全く苦にならないようです。
ケーブルを取り付けていない状態で重量はわずか234g。ヘッドフォンのこうした軽量で快適な設計は、長時間の装着を忘れるほどの重さになっています。
『Bose QuietComfort 35 II』のノイズキャンセリング機能
前述のとおり、『Bose QuietComfort 35 II』の高評価のもうひとつが、周囲の騒音をかき消すアクティブ・ノイズ・キャンセリング機能。地下鉄や電車の中、車の運転時、あらゆる音をかき消してくれるため、まるで世界から隔離されているようであるため、“もしあなたが人間嫌いならこれは最高のヘッドホンだ”なんてレビューもあるほどでした。笑
測定したヘッドホン中で最高値のノイズ遮断性を記録
音やデザイン性を数値で評価するレビューサイトでは、”私たちが測定した最高のヘッドホンの1つ”といった評価もありました。
飛行機やバスのエンジンの振動を含む低音域では、19db以上と平均位以上の値を達成している。会話を遮断するために重要な中域では、25dBの遮断性だった。これは素晴らしいことだ。また、サ行やタ行など鋭い音を含む高音域でも36dBと、良好な遮断性を実現している。
quote from Bose QuietComfort 35 II/QC35 II Wireless 2018 HEADPHONES REVIEW : rtings.com
また、ノイズキャンセリングの度合いを、高、低、オフの三段階からイヤーカップ付近の専用ボタンやスマホから調整できるようにもなっています。この機能も旅行者に大好評のよう。空港の重要なアナウンスを聴くために即時にノイズキャンセリングをオフにできるためです。
こうした高性能のノイズキャンセリング機能が、ヘッドホン市場における現在もなおBOSE社の優位性でもあります。
『Bose QuietComfort 35 II』の音質
さてここからは『Bose QuietComfort 35 II』の音についてご紹介します。
海外のレビューでは総じて以下のような評価をされていました。
- バランスが取れていて柔らかな音質
- 音楽を聴いたり映画を観るのには優れた音質
- 再生された音楽を滑らかで心地良いサウンドにしてくれる
多くのメディアが、バランスが良い、柔らかいといった評価をしていました。音に関する評価を数値で示すサイトをもとに、さらに詳しく見ていきます。
全体:8.0=密閉型ヘッドホンの中でも最高の音質!
まずは全体の評価です。
『Bose QuietComfort 35 II』は、我々が過去にテストした密閉型ヘッドホンの中で、最高の音質だ。低音は一貫しており、適切な量の超低域とパンチを持っている。これによりクラシックからダブステップ、ポッドキャストまで、あらゆるタイプの用途に適している。また、非常にバランスの取れた中音域と高音域だ。他のほとんどの密閉型ヘッドホンと同様に、音の広がりはスピーカーほどではないが、優れた再現性を備えている。
quote from Bose QuietComfort 35 II/QC35 II Wireless 2018 HEADPHONES REVIEW : rtings.com
さらに細かく見ていきます。
低域:9.0 =フラットであらゆるジャンルに最適
『Bose QuietComfort 35 II』の低音はとてもフラット(強調されていない)で、EDM、ヒップホップ、ダブステップ、そして映画のサントラに含まれるような超低音を再生できるうえ、中低音と高低音もフラットだと。
中域:9.0=ボーカルやリード楽器を明瞭に再現
『Bose QuietComfort 35 II』の中域もプロが使うヘッドホなみの高い値です。低域同様にフラットで非常にバランスがよく、ボーカルとリード楽器の明瞭な再現を保証すると。さすがBOSE社。ワイヤレスと侮るなかれ。
高域:8.5 =とても良い
高域もかなり高い値です。ボーカル、リード、シンバルの音を適切に再現するために重要な、適切な量の高域を持っていると。
音の再現性:9.0=とても高い
再現性も高得点でした。”全体的に、ステレオイメージ内のオブジェクト(音声、楽器、足音)の正確な配置に加えて、タイトな低音と透明な高音域がある”とのこと。要は、作品の意図をきちんと再現できていますよということです。
低・中・高域、そして再現性まで高いとなると、音楽制作などのモニターヘッドホンとして使えるレベルですね。驚きです。
音漏れ:6.5=平均的
『Bose QuietComfort 35 II』の音漏れへの対応性能は平均的な値でした。音漏れの全体的な量はそれほど大きくないものの、大爆音で聴いていた場合、適度に騒がしい場所でも周囲の人に聴こえる場合もあると。
まとめ
『Bose QuietComfort 35 II』の特徴を海外メディアによる評価とともにご紹介しました。改めてまとめます。
- 旅行好きや長距離移動が多い人には必須
- 軽くて快適で最高な付け心地。長時間の装着に最適
- ノイズキャンセリング・ヘッドホンで音質にもこだわる人向け
個人的にはクラシックな見た目もたまらないですね。派手さがない分、長く使える印象です。なにより音楽制作に向いているかもしれないほどの音質はかなりそそられます。
最後までお読みいただきありがとうございました。