海外評価調査【2020】DTM用 おすすめモニタースピーカー6選

海外評価調査【2020】DTM用 おすすめモニタースピーカー6選

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この記事は、自宅でのDTMにモニタースピーカーについて、海外メディアでよくおすすめされている製品をまとめました。これから音楽制作・DTMを始める方、モニタースピーカーの買い替えを検討中の方のご参考になればうれしいです。

この記事について

  • DTMを始めたいんだけど、おすすめのモニタースピーカーってどういうもの?
  • モニタースピーカーの買い替えを検討しているけど、今どういった機種が人気なの?


この記事は、こういった疑問に答えます。

この記事の著者について
筆者は自宅でDTMで音源を制作しています。スピーカーの買い替えを検討しており、今は何がおすすめなのかが気になり、調べた海外メディアの内容をまとめました。

音楽制作・DTM用のモニタースピーカー選びの前に確認すること3つ

先に、モニタースピーカーを選ぶ前に確認しておくべきポイントを3つご紹介します。おすすめのスピーカーをすぐに知りたい方はこちらからどうぞ。

  • 予算
  • 互換性があるか
  • サイズ


予算

モニタースピーカーと予算
まず、モニタースピーカーに出せる予算を決めます。ほとんどのモニターは、2対一組で、安価でも2~3万円のコストがかかります。

モニタースピーカーは、DTMで重要な役割を担います。なぜなら、フラットなサウンドによって、制作中の音のバランス(ミキシングのバランス)を決める際の要になるからです。

つまり、DTM機材の中でも優先度の高い部類に入るため、ある程度余裕をもった予算があるにこしたことはありません。

ですが、使う予算があまりなくても、そこまで問題はありません。なぜなら近年は、ホームレコーディング用に、有名メーカーが安いランナップをリリースしているからです。誰の予算にも合う選択肢は増えつつあります。

互換性があるか

モニタースピーカーと互換性
モニタースピーカーが、所有している機材と互換性があるかを確認する必要があります。

モニタースピーカーによっては、1/4インチのTRS入力ではなく、XLR入力だったりします。また、RCA入力端子があるものとないものもあります。

まずは、出力オプションの種類を確認するため、ご自身のオーディオインターフェイスなどをチェックしましょう。

そしてどういったケーブルが必要かを把握しましょう。選んだモニタースピーカーや出力によっては、変換ケーブルを購入する必要もあります。

モニターのスピーカーサイズ

モニタースピーカーとサイズ
自宅のDTM(ホームレコーディング)を想定してるため、この記事で紹介しているモニターシリーズは、すべて、大まかには 5インチ、7インチ、8インチのいずれかです。

どのサイズのモニターを選ぶかの主な決め手は、利用する部屋の大きさと、予算に基づいて決めるべきです。

自宅でのDTMの場合は、小さなサイズで問題ありません。安いうえに、小さなスピーカーは、小さな部屋で機能するようになっています。

一般的な部屋で作業する場合は、5インチのスピーカーがベストな選択肢になります。

もし、ガレージや地下室のような広い部屋で作業する場合や、もう少し音量のボリュームが必要な場合は、5インチより大きなサイズのスピーカーの方が良いかもしれません。

ホームスタジオのサイズがかなり大きい場合は、7インチ、8インチを選択肢として検討してみてください。

海外メディア調査でわかった|自宅のDTMにおすすめ モニタースピーカー6選

ヤマハ HS5

  • 手頃な価格、品質、機能のバランスの良さ
  • モニタースピーカーに理想的なフラットな周波数
  • 世界のスタジオの超定番『NS10』を継承した、モニタースピーカーのスタンダード


ヤマハのHS5シリーズは、ミキシングやモニタリングのことだけを考えて作られたリファレンススピーカー。海外メディアのおすすめモニタースピーカーのラインナップに必ず選ばれていました。2001年に生産終了したヤマハの旧モデルNS10’sをベースにしています。

「NS10で良い音が出るようにミックスできれば、どんな環境でも良い音が出る」と言われるほど、旧モデルのNS10は、世界中のスタジオで愛用されていました。

その後継機種であるヤマハ HSシリーズ。「NS10と全く同じレスポンスを持っている」「この製品を使えばどんな場所でも素晴らしいサウンドが得られる」と安定の評価を多く見受けました。
ボリューム・トリムのコントロールが背面にある点には注意しましょう。

■パワードモニタースピーカー
■周波数特性:54Hz-30kHz
■コンポーネント:LF=5″コーン/HF=1″ドーム
■出力:LF45W/HF25W
■入力端子:XLR/PHONE(バランス)
■消費電力:45W
■寸法:170x285x222mm
■重量:5.3kg

KRK Rokit G4

  • 優れたフラットな周波数特性
  • お金のための偉大な価値
  • この価格帯で唯一グラフィックEQを搭載

KRK Rokitシリーズは汎用性が高く、あらゆるジャンルの音楽制作に適しています。これから音楽制作・DTMを始めようとしている方や、ミキシング・スキルを飛躍的に向上させたいと考えている方には、Rokit 5 G4にお勧めです。

特徴的なのは、この価格帯で、スピーカー本体にグラフィックEQ機能を搭載している点。内蔵のデジタル・シグナル・プロセッシング(DSP)は、ルーム・アナライザーを含む一連のツールを搭載しています。
これにより、スピーカーの出力が、普段気づいていないデッドゾーンや音の死角の補正してくれます。

さらに、スマホの専用アプリを使って、スピーカーと座る位置の距離、スピーカーの角度の最適な値を測れます。
その測定をもとに、高域、低域それぞれお勧めのプリセットのEQが識別されるので、スピーカー本体で設定を行えば、理想のモニタリング環境が作れるというわけです。

すごい時代になりました。

KRK Rokitは、背面にボリューム・トリムコントロールがあります。

・2ウェイ
・パワードスピーカー 5インチ
・55W
<主な仕様>
5インチウーファー周波数特性:43Hz – 40kHz
最大SPL:104dB
最大出力:55W
入力インピーダンス:5.12kΩ
TRS/XLRコンボ入力
高さ:285mm横幅:190mm奥行き:241mm重量:4.85kg

ADAM AUDIO AXシリーズ

  • 素晴らしいレスポンス
  • 高域のサウンドは正確でクリアでキレが良い
  • 必要に応じてEQ調整が可能

Adam Audioは、1999年設立の比較的新しいドイツの会社。手作りのツイーターなど精密なエンジニアリングによって、既に信頼性の高い高級メーカーとして評価を確立しています。

デザインも洗練されており、ブラックキャビネットは、どんな制作現場でも映そうですね。

最も小さいA3Xでも、60 Hzから50 kHzと、広い周波数レスポンスを持っています。どのメディアも高域のクリアさ、正確さを高く評価していました。

背面には、ツイーターレベル調整ゲイン(±4dB)、高域と低域用のシェルフ・フィルターのコントロールツマミを搭載。気になる音域があってもリアパネルで調整が可能です。

また、独自に開発したX-ART(eXtended Accelerated Ribbon Technology)がツイーターに適用されており、空気の動きの運動学を用いて、これまでにない忠実度のオーディオ再生を実現しているのだとか。

新しく、そして先進的なモデルを製造するメーカーならではの製品です。

■周波数特性:60Hz ~ 50kHz
■アンプ出力:ウーファー 25W/40W peak
ツイーター 25W/40W peak
■最大出力音圧レベル:≧106dB
■入力端子:XLR/RCA
■寸法:252mm(高) x150mm(幅)x185mm(奥行)
■重量:4.6kg

ADAM AUDIO ( アダムオーディオ ) / A3X の詳細はこちら >>

PreSonus Eris

  • 音の微調整が簡単
  • 音響スイッチ
  • マルチプルI/O

PreSonus Erisは、スタジオモニター市場で比較的新しいラインナップです。手頃な価格で優れた品質を実現しており、そのため、特に初心者向けのリファレンス用スピーカーのカテゴリーとして高い評価を得ています。

高音域は非常に鮮明で、中音域は非常に豊かで暖かく、中央のイメージがはっきりとしていました。低音は完全には出ていませんが、気になるほどではないと。

スピーカーの背面には、音を簡単に微調整できるトリム・コントロールや、スピーカーの位置に応じてボリューム・レベルをカットできる「アコースティック・スペース」スイッチを搭載。
どんな部屋でも簡単に調整できます。

さらに、TRSとRCA入力だけでなく、3.5mmの出力も装備。これにより簡単にヘッドフォンのモニタリングが可能です。

初心者でも手が出やすく、他との差別化要素もありつつ、全体的によく考え抜かれた製品です

フォーカル アルファ

  • 由緒ある高級メーカーが手掛ける値ごろなモニタースピーカー
  • 正確な中域・深く豪華なサウンドステージ
  • ロー/ハイ・シェルフ・コントロールで部屋に最適なEQのカスタマイズが可能

Focalは、プロオーディオ界で非常に有名なフランスのメーカー。Focal Professional Twin6 Beなど、数千ドルもする高級スタジオモニターを製造しています。

そんなFocalのAlphaシリーズは、DTMユーザーやホームレコーディングの環境でも手が出やすい価格設定のラインナップ。つまり、最高の品質を、手頃な価格で欲しい方には最適のスピーカーといえます。

音質は当然高く評価されており、特に中域は”レーザーのように正確”とも評価されています。

Focal Alpha 50は、ローシェルビングとハイシェルビング・コントロールにより、部屋に合わせたEQのカスタマイズが簡単に行えます。
たとえば、部屋が低音を自然に減衰させる場合は、LF シェルビングノブを +2dB に設定。たとえば壁の近くにスピーカーを設置する場合は、-2dB、-4dB、-6dB に設定…といった具合です。

Focal Alphaのもう一つの特徴は、標準的なプロ仕様のXLR入力に加えて、民間仕様のRCA入力も搭載している点。そして両方の入力が同時にアクティブになるので、2つの異なるソースを接続したままにしておけます。
音楽制作と、ゲームや動画視聴を同じ部屋で行っている場合などに意外と便利ですよね。

JBL 305P MKII

  • 低音域のレスポンスが良い
  • 特許取得の最新技術によるイメージング
  • 独自テストによる高い耐久性

PAシステムも手掛けるJBLは、モニタースピーカーのリーダー的メーカー。305P MKIIは、JBLの定番モニターLSR305シリーズの後継モデルです。手頃な価格帯と優れたパフォーマンスが安定的な評価と人気につながっています。MKⅡは、イメージコントロール・ウェーブガイドと呼ばれる最先端の技術によって、音の細部まで再現します。特許取得済みのこの技術によって、正確でフラットなレスポンスを実現しています。

まとめ

ホームスタジオ、DTMに最適なスタジオモニターをご紹介しました。


自宅でのレコーディング用にスタジオモニターを購入することは、より良いミックスを作るための大きな一歩となります。

モニターは、フラットで色のないサウンドを実現するように設計されているので、曲の音が実際にどのように聞こえるのかを確認することができます。

是非参考にしてみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

参考リンク
The Top 5 Studio Monitors Reviewed – musicalley.com
The 10 best studio monitors 2020: affordable to high-end studio speakers for producers and musicians – musicradar.com
The Top 10 Best Studio Monitor Speakers Ever – wirerealm.com
Best Studio Monitors: The Ultimate Buying Guide – pianodreamers.com
19 Home Studio Monitors ? The Complete List [2020 Update] – myelearningworld.com
etc

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