【海外評価付き】KOMPLETE AUDIO 2|1万円で高品質&大量のソフト付属のオーディオインターフェース【レビュー】

【海外評価付き】"KOMPLETE AUDIO 2"は1万円で高品質&大量のソフト付属のオーディオインターフェース【レビュー】

【本記事は広告を含みます】
『KOMPLETE AUDIO 2』は、DTM市場で圧倒的な支持を誇るNative Instruments(NI)がKOMPLETE AUDIOラインナップの新製品として8年ぶりにリリースしたオーディオインターフェース。高品質のオーディオ機能、洗練されたデザイン、そしてNIならではの大量の即戦力付属ソフトウェアが売りです。この記事では海外レビュー、評価とともに商品の詳細をご紹介します。

海外メディアではこんな評価でした。

  • コンパクトでスタイリッシュなデザイン
  • 優れた音質
  • 初心者でも扱えるほど簡単な操作

 

こんな人におすすめと言われています。

  • デザインも重視する方
  • これから音楽制作を始めて、必要最低限なスペックやソフトが欲しい方
  • ノートパソコンを、2台目のDTM用に使うことを考えている方

 

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具体的にいくつかのレビューを抜粋します。

私は、ハウスミュージックからドラマのスコアまで作るベテラン作曲家だ。既存のシステムを使い古したので、ラップトップを暫定的に使用するためにKOMPLETE AUDIO 2を購入したんだけど、今までのシステムよりも良い音がして驚いた。自分のような古い人間とっては想像を超えた商品だったよ。

引用:quentin q benton, 13.07.2019 https://www.thomann.de/gb/native_instruments_komplete_audio_2.htm

komplete Audio 2は、現在そして将来に必要なすべての機能がある。ホームスタジオに最適だ。とてもわかりやすく、LEDが上部にあるから調整が非常に簡単。
品質も素晴らしく、チープさがないデザインは自分のセットアップに溶け込んでくれる。

私のような初心者向けにプラグインして使用する方法を説明したチュートリアルは、とてもシンプルだった。包括的な内容だったので、すぐに使い始めることができたよ。

誰にでもお勧めします!

引用:Simiux, 22.07.2019 https://www.thomann.de/gb/native_instruments_komplete_audio_2.htm

長所
・超コンパクト
・非常に滑らかでスタイリッシュなデザイン
・優れたインプット品質

短所
・ツマミにスケーリング(メモリ)がない

総論
安価で超コンパクトで滑らかな2×2インターフェイス。 NIの歴史が外観のクオリティとパフォーマンスによく表れている。

引用:https://www.musicradar.com/reviews/ni-komplete-audio-2

ノブ(ツマミ)にメモリがないのが短所、といった細かな指摘がありつつも、総じて必要な機能はすべて揃っており、ベテラン作曲家から新人プロデューサーまで、幅広く支持されていました。

Native Instruments Komplete Audio 2について

2011年に、市場で高い評価を得たUSB接続型オーディオインターフェース『Komplete Audio 6』をリリースしてから8年後の2019年、Native Instrumentsは同ラインナップとして『Komplete Audio 2』を発売しました。同時に発売された『Komplete Audio 1』の上位版という位置づけですね。

Native Instruments Komplete Audio 2の主な仕様

主な仕様は以下のとおりです。

  • オーディオ機能:24-Bit / 192 kHz
  • 入力端子: XLR / TRS のコンボ型ジャックが2つ
  • 出力端子:1/4″TRS
  • ヘッドホン出力端子:1/4″TRS
  • 音量とダイレクトモニタリングのミックスコントロール機能
  • 電源:USBバスパワー駆動
  • Mac、Windowsに対応
  • 大きさ: 140 x 112 x 52 mm
  • 重さ: 360 g
  • 付属ソフト:Ableton Live 10 Lite, Machine Essentials, Monark, Replica, Phasis, Solid Bus Comp、KOMPLETE START

 

Native Instruments Komplete Audio 2の構造・デザイン

先ずNative Instruments KOMPLETE AUDIO 2の最も特徴的な点は、そのミニマリスティックなデザインです。ブラックを基調としたボディ、LEDで青く点灯するオーディオ信号。オーディオインターフェースの中でもかなりクールな見た目ですよね。ほぼプラスチックなので、重厚感はありませんが、その分重さは370グラムとかなり軽め。持ち運ぶことを考えている場合はかなり便利ですね。

また、上部に設置された大きなノブも操作性抜群。このノブでは出力の調整が行えます。

Native Instruments Komplete Audio 2のフロントパネル

Native Instruments Komplete Audio 2のフロントパネル

quote from Amazon.co.jp

先ず一番右側に1/4インチ用ヘッドホンジャックがあり、その上のツマミでボリューム調整が可能です。その左にあるボタンで、コンデンサーマイク用のファンタム電源のオン・オフが行えます。ボタンの下のツマミは、ダイレクトモニターのボリュームの調整用。PC側の音量とインターフェースから入力しているギターの音量の調整が可能です。これがあればレイテンシーの問題も録音時に起きないので便利なんですよね。

そしてKOMPLETE AUDIO 2は、XLR(コンデンサーマイクなどの端子)とTRS(シールドなどのジャック端子)両用の入力を2口搭載しています。いずれも インプットの右側にあるスイッチで、シンセサイザーなどのLINE入力、楽器の直接入力に対応するInst入力の切り替えが行えます。このスイッチの下にあるツマミで入力する音量を調整できます。

Native Instruments Komplete Audio 2のフロントパネル

quote from Amazon.co.jp

ボディの上面では、この入力の信号入力の状況が、チャンネルごとにそれぞれLEDで表示されます。きれいですね。さらにUSB接続状況や48vファンタム電源のオン・オフもLEDで一目でわかるようになっていますね。

Native Instruments Komplete Audio 2リアパネル

Native Instruments Komplete Audio 2のリアパネル

quote from Amazon.co.jp

続いて背面。一番左側に電源共有とパソコンへの接続を兼ねたUSB接続口があります。そして右側には1/4インチ用のステレオ出力があります。この値段クラスのオーディオインターフェースの背面はこんな感じですっきりしてますね。

KOMPLETE AUDIO 1との違い

KOMPLETE AUDIO 1との違い

quote from Amazon .co.jp

同時発売された『KOMPLETE AUDIO 1』は、XRLとTRSの入力口がそれぞれ別々にひとつずつ搭載されています。したがって用途に応じて使い分ける必要があります。また、背面の出力ソケットも1/4インチのジャックタイプではなく、RCAコネクターのみに対応しています。

Native Instruments Komplete Audio 2の録音音質について

高音質のビットレート

最大ビットレートは、サンプルレート192kHz、ビット深度24ビットで、かなり高音質です。192kHzのサンプルレートは、人の耳では聴こえないレベルの聴域のフリークエンシーまで録音できます。これによって、録音した後にピッチを落とすなどの特殊な効果を行う場合、音質を損なうことがありません。もちろんサンプルレートは48kHzまで落とすことも可能です。

マイク入力におけるダイナミックレンジは109dB。この値は録音できる音量にかなり余裕があります。つまり音がつぶれる可能性も少なく、小さい音から大きな音まできっちり録音できるということを意味します。より安価なオーディオインターフェースだと、ダイナミックレンジがこの半分くらいというものもありますので、かなり十分なレンジ幅といえます。

ノイズ処理能力

Native Instruments Komplete Audio 2の録音音質について 

screen grab from https://www.youtube.com/watch?v=m7AymsXkXBg

KOMPLETE AUDIO 2が搭載するマイクプリアンプのEIN(ノイズ処理能力の度合い)の値は-129.5dBu。最も優れた値が-130dBuであることを踏まえると、KOMPLETE AUDIO 2のノイズ処理能力がとても優れていることを意味します。

出力の低いダイナミックマイクでの録音でも、ノイズを拾うことはほぼない模様。

Native Instruments Komplete Audio 2付属のソフトウェア

KOMPLETE Maschineのプラグイン、Ableton Live 10 Liteのバンドルが付属でついてきます。

  • Maschine Essentials :限定ライブラリを備えたMaschineのフルバージョン
  • Ableton Live 10 Lite:DAW
  • Replika:高品質なディレイ・エフェクト
  • Solid Bus Comp:文字通りソリッドな仕上げを特徴としたコンプレッサー
  • Phasis:アナログ的な質感のあるフェイザー
  • Monark:MOOGのような音色のシンセ音源
  • KOMPLETE START:計17種類の音源やエフェクトだけでなく、ループ、サンプルも収録

 

自分は、すでにDAWを所有しているので必要はなかったですが、これから始める方にはかなりありがたいバンドルですね。

ちなみにこれらはKOMPLETE AUDIO 1にも付属します。

まとめ

Native Instruments Komplete Audio 2は、高品質なオーディオ機能を搭載し、コンパクトでデザイン性が高く、音楽制作・DTMに必要なソフトウェアがまるっと付いてくるオーディオインターフェースです。ゼロから始める方にはぴったりだと思います。

海外メディアではこんな評価でした。

  • コンパクトでスタイリッシュなデザイン
  • 優れた音質
  • 初心者でも扱えるほど簡単な操作

 

こんな人におすすめと言われています。

  • デザインも重視したい方
  • これから音楽制作を始めて、必要最低限なスペックやソフトが欲しい方
  • ラップトップをDTMの2台目として利用しようと考えている方

 

Amazonでも評価数も多く、レビューも好意的です。

自分の場合は、すでにDAWも持っていたのでベリンガーを購入しました。調べるとオーディオ機能もノイズ処理能力もほぼ同等ですね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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